香淀の大イチョウ

珍しいラッパ状の葉を付ける巨樹

 香淀迦具神社の境内にあり、推定樹齢600年以上、根回り周囲17m、樹高32m、胸高幹囲7.28mのイチョウで、広島県内第3位の巨樹です。ラッパ状の葉(杯葉)をつける全国でも数例しかない非常に珍しい樹です。ラッパ状の葉の数は少なく見つけるのも大変ですが、発見したときの喜びもひとしおです。

 緑の葉の時でも見ごたえがありますが、11月中旬~11月下旬にかけて黄色く色付いた頃がやはり見頃で、落ちた葉が境内を埋め尽くす光景は黄色の絨毯を敷き詰めたようです。

1990年  広島県天然記念物指定