アサギマダラ

2,000kmを超える距離を移動する
「旅するチョウ」

 羽に鮮やかな浅葱(あさぎ)色のまだら模様がある美しい蝶です。夏の終わりから秋にかけて、日本本土から海を渡って台湾・南西諸島・中国大陸へと、2,000kmを超える「渡り」をする珍しい習性を持ちます。
 作木町では地元の方が休耕田を利用して、アサギマダラが好むフジバカマの原種(準絶滅危惧種)を栽培していて、この花の香りに誘われて9月中旬~10月中旬にアサギマダラが飛来します。